壁を足す
石本です。
地震の揺れで、和室の聚楽壁が剥がれ落ちたお宅が多いです。
この様な場合、聚楽塗り替えで治す方法がありますが
揺れに弱い聚楽壁を心配される方が多く
「又、塗っても揺れたらバサッておちんどか？気色の悪かぁ」
と、ご心配される方多いです。
その悩みを払しょくする方法があります。
今日はその事をご紹介致します。
既存聚楽の上から、バス板を等間隔に打ち込みます。
べニアを張る下地作りです。
下地が出来たらべニアを上から壁に貼りクロス仕上げをします。
壁を「足す」事で揺れに強くなり、表面クロス仕上げなので
揺れても落ちる事はありません。
上貼りするべニアは厚みがあればあるほど強固な家になります。
料金は和室一部屋クロス貼りまでして大体7〜10万位です。
現在の建築基準の1.5倍の強度が無いと
２回の大地震に耐えられないと言われています。
今回法改正を含む、色々な建築の考え方そのものが変わっていくと思います。
今後も、私が大変お世話になっている構造計算設計士の意見を仰ぎ
リフォーム業に従事して行きたいです。
