500年の伝統(3)松竹梅
日本の文化には欠かせない「松竹梅」。この金箔襖の絵はしっかりとした意味があります。
襖の「松」は人間を例え、松に降りかかる「雪」は
煩悩・苦しみ・切なさを表現しているそうです。
どんなに人間笑って過ごしていても、歳を重ねた分だけ重荷(雪)を背負う。
重荷(雪)を背負っても、枝を折ること無く耐えて
堂々と真剣に生きていかなければならない。
この竹・梅も同じ意味です。
自身にどんどん雪が積もり、楽をしたくて振り払おうとしても又積る。
苦しみ・悲しみ・煩悩は誰でも生きていれば重ねる事なので
それを受け入れて道を外さず生きていかなければならない。
そういう意味だそうです。住職様からご説明を賜りとても勉強になりました。
楽をせずに自ら険しい道を真っすぐに進む事が修行である。と感じました。
とても参考になり大変感謝しています。今後の仕事の取り組みに活かしていきたいです。