相手の身になる
先輩に色々技術を教わり、日々勉強の毎日です。
本日は新築借家の石膏ボード張りを進めていますが、先輩棟梁から
「部屋の角は物とか当たりやすく、石膏ボードだと割れてしまうから
コンパネで補強しなさい」
とのご指示のもと、画像の様に部屋の角部分はコンパネで補強しています。
この様に角をコンパネで補強する事で、もし角をガリっとやっても
石膏ボードみたいに「ボロッ」とならなくコンパネなので割れる事がありません。
「不特定多数の方が入居される借家だからこそ、
この様な細かい配慮を施すことが大事。施工する立場の経験から
大家様の将来的なメンテナンスのご負担を、軽減する事も頭に入れなくてはいけない。
そこまで考え行動すると、信用に繋がる。」とご指導頂きました。
ただ言われた事を建築するだけではなくて、お客様の身になり先まで見据える事。
とても大切だと感じました。その他にもトイレの壁のどの位置に手すりを
付けられる様にと、壁もコンパネで補強しました。
相手の身になって仕事に取り組む事。長年の経験からおっしゃられる
先輩の意見は非常に勉強になります。感謝申し上げます。