ウエットに富んだ会話
石本です。
当社のお客様で92歳の方がいらっしゃいます。
私がこの会社に来た17年前位からのお付き合いですのでもう長いです。
私の事を「研ちゃん」と呼んで頂いています。
そのお客様から工事の御依頼を頂いた時の話です。
久々に訪れたら、車いすの生活にはなられていましたが
まだまだお元気で何よりでした。
「これ見て。」
と見せて頂いた写真はお寺の塀でした。
「車いすになったからリビングに居る時間が多くなったので外ばかり見てる。
こういう塀が目の前にあるなら落ち着くので作って欲しい」
と御依頼を受け作成致しました。
奥様のご要望で手前側に室内から洗濯物が干せるように
カーポートと木樹脂デッキを取り付けました。
完成しM様は非常に喜ばれていて、お褒めの言葉を頂戴し身に余る光栄に存じます。
塀がM様の癒しになるなら幸いです。
しかしM様は本当ウエットに富んだ会話をされます。
お話しさせて頂くと笑いが絶えません。
「研ちゃん。工事が終わる前に俺が死んだら金払わんけんな」
とか、工事が終わってご集金の際
「あら?俺こんな工事したっけ?」
とか本当毎回面白く話させて頂いています。
頭の回転が速い方と話すととても勉強になります。
今後共お元気でお過ごし下さいませ。